【猿島@横須賀】海に浮かぶ要塞。そこはラピュタの世界と素晴らしい景色の世界でした
非日常を味わえる場所でもある無人島。
それがなんと都心から近い横須賀にあります。その名も猿島。
猿が多く住む島というわけではなく、幕末の頃から海に浮かぶ防衛ライン、要塞として使われてきた場所なんです。
といっても流石に今は、横須賀市に管理が移管され、観光スポットになっています。
すっかり朽ちてしまった要塞は、どころどころ苔や草が生えており、まるでラピュタの世界にいるような雰囲気を味わえるスポットとしても有名です。
猿島
最寄り駅は、京急横須賀中央駅。品川駅から45分ほどで到着します。
これが猿島行き定期船。一時間に1本運行中。往復大人1400円、子供700円。 別途、15歳以上(中学生除く)200円、小・中学生100円が加算されます。
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定期船は船内よりも断然外がおすすめ!
海側から見る景色は気持ちいいし、水しぶきもたまに飛んできて雰囲気を味わえます。
15分ほどで猿島に到着します。
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猿島全貌はこんな感じ。
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猿島要塞だったのが今に至るようです。基地はむき出しではなく、外から見えないように、岸壁を掘って中に作られ、兵舎や弾薬庫などが作られました。
後で紹介しますが、ところどころにトンネルが有り、生々しい!?痕跡が見て取れます。
この階段も、今はすっかり朽ちてますが、現役時代は伝令や弾薬を砲台に運ぶために作られたんでしょうね。 階段を伝う草木が、いい意味で時代を感じさせてくれます。
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弾薬庫。残念ながら、中は老朽化のため入れず。
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猿島に何箇所もあるトンネル。結構暗い、、、 かなりきれいに掘られてますね。
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洞窟内はこんな感じ。昼間でも照明がないとほとんど見えないですよ。
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洞窟を抜けた図。
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まわりに反り立った岩壁、差し込む日差し、朽ちた感じの建物がまさにラピュタ!夏場でも涼しい。
ここまでは要塞の中と入り口を紹介しましたが、砲台跡もあり、そこは絶景!
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砲台は島を守るべく、見晴らしの良い所に置かれています。
快晴だと、遠くまできれいに見渡せますよ。
ここまで見て回るのに1時間ほど。 ちょっと坂もありますが、緩いので子供でも十分歩けるくらい。
都心から50分ほどで行ける無人島猿島。ラピュタの世界を味わいたい方はぜひいってみてはいかがでしょうか!